任意整理から個人再生に切り替えは可能?条件やメリットを解説!

借金解決ガイド

こんにちは、「借金解決ガイド」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。

任意整理は、もっともポピュラーな債務整理の方法で、1番デメリットが少ない借金解決の手続きになります。しかし、任意整理も万能な手続きではなく、借金の総額が大きい方には月々の返済額が大きくなってしまうといったデメリットがあります。そんな場合には個人再生でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。

今回の借金解決ガイドのコラムでは、個人再生の条件やメリットについて、また任意整理から個人再生に手続きを切り替える場合のメリットを借金問題に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

今回の記事を読むと、任意整理から個人再生に切り替えるメリットについての正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください!

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目次

任意整理と個人再生の違いとは?個人再生のメリットを解説します!

司法書士法人ホワイトリーガル
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複数の貸金業者からお金を借りている方は、任意整理より個人再生の手続きの方が向いている場合があります。個人再生は、任意整理と比べると時間と手間はかかりますが、借金をより減額したいのであれば、任意整理よりも効果が高いといえます。

今回のでは、民事再生と個人再生の違いについて、また個人再生の特徴やメリットについて債務整理に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。

任意整理と個人再生の違いの一覧です。

以下が任意整理と個人再生の違いの一覧表になります。

 任意整理個人再生
手続きの内容業者と交渉し返済額を減額する裁判所に借金を減額することを認めてもらう
手続きの相手それぞれの貸金業者と交渉する住所地の地方裁判所に申し立てる
減額できる借金原則として利息だけが対象利息に加えて借金の元金も減額できる
減額できる割合基本的に元金は全額返済借金の総額の約5分の1
手続きの期間およそ3カ月から6カ月6カ月から1年程度
返済期間およそ5年程度原則3年間
財産の処分財産は処分されません財産は処分されません
手続きの費用1社あたり4~6万円40万円から60万円程度

借金の総額が減額になるという点を重視すれば、利息の減額しか期待できない任意整理よりも個人再生のほうが有利になります。ただし、個人再生は裁判所の手続きを利用するので、手続きに費用がかかることや手間や期間がかかるというデメリットがあります。

任意整理から個人再生に切り替えるパターンを検討する

任意整理に失敗する可能性がある場合には、個人再生に手続きを切り替えることも可能になります。ここでは、任意整理から個人再生に手続きを変更するケースを紹介いたします。

任意整理の交渉を断られてしまった場合

任意整理の手続きは、弁護士や司法書士が代理人になって、裁判所を間に入れずに相手の貸金業者と話し合い、今後の利息をカットして月々の返済額を減額し、その減額した借金を完済して解決する手続きです。

あくまでも任意整理は相手の業者との話し合いになりますので、交渉を断られてしまうと、任意整理の手続きが進まなくなってしまいます。法律による強制力がありませんので任意整理を受け入れるかどうかは最終的には貸金業者の自由になります。

しかし、個人再生は裁判所を通す手続きなので、法的な強制力がありますので、任意整理の交渉に応じない業者が入っていても問題なく借金を減額することができます。

任意整理を検討したが返済が難しそうな場合

任意整理をすると、今後の利息分が減額されますが最低でも元金分は返済する必要があります。ですからご自身の借金の総額が大きくなってしまうと、月々の返済額も大きくなってしまい、現実的に任意整理後の返済が難しいのであれば、個人再生でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります

個人再生に切り替えられる人の条件とは?

個人再生に切り替えられる人の条件は、将来に渡って継続的に安定した収入を得る見込みがあることです。また、個人再生で減額した月々の返済額を3年間で完済することが条件になります。

任意整理から個人再生に切り替えるメリット

任意整理を検討して、月々の返済額を計算し、それでも返済が難しいと感じた方は、個人再生の手続きを検討いたしましょう。

個人再生に切り替えるメリット

個人再生が認められると、元金を含めて借金が大幅に減額されます。

ご自身に400万円の借金がある場合に、今まで通りに返済をすると月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計はなんと約171万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約6万6千円まで減額でき、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になります。次に個人再生をすると月々の返済額は約2万8千円まで減額でき、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、個人再生の大きな借金の減額効果が理解できると思います。

個人再生に切り替えるデメリット

任意整理の手続きでは、A社の借金は整理しますがB社の借金はそのまま返済を続けるという対応が可能になります。ですから、自動車ローンを除いて自動車を手放すことなく、また保証人に迷惑をかけることなく、その他の借金を整理することができます。しかし、個人再生はすべての借金が対象になりますので、自動車ローンがあれば自動車はローン会社に引き揚げられますし、保証人が付いている借金があれば保証人に対して迷惑をかけることになります。

それでは、今回の記事の「任意整理から個人再生に切り替えは可能?条件やメリットを解説!」というテーマについての解説は以上となります。

また、このサイト「借金解決ガイド」は、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています、また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるか「借金減額無料診断」も受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

わたしが執筆している「借金解決ガイド」が、借金でお悩みの方の借金問題の解決への助けになることを心から願っています。

それでは、司法書士の久我山左近でした。

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