こんにちは、「借金解決ガイド」のコラムを執筆している司法書士の久我山左近です。
借金の返済が滞ってしまうと、とにかく厄介なのが業者からの取り立ての電話です！請求を受けて支払えるのであれば、すぐに支払いたいのですが、それが出来ないので困っています。しかし、業者にとっても仕事ですし、返済がなければ連絡するしかないことは十分に理解できます。その大きなストレスがある業者からの取り立てをピタッとストップさせる方法があります。
今回の借金解決ガイドのコラムでは、債務整理の手続きを依頼すると業者からの請求や督促といった取り立て行為がストップする理由について借金問題に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。
今回の記事を読むと、債務整理で業者からの請求が止まる理由についての正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください！
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受任通知が届いた後は業者からの取り立て行為は法律で禁止されています。
借金の返済を滞納しているときに、ご自身の頭を１番悩ませることが、業者からの請求や督促といった取り立ての電話があります。精神的なストレスはもちろんですが、家族に借金のことを秘密にしている場合は、業者からの電話で、家族にバレてしまうことを心配する方も多いと思います。
実は、この貸金業者からの請求や督促などの取り立て行為は、本人から債務整理の依頼を受けた弁護士や司法書士が「受任通知」を送るだけで、ピタリと止まることを読者の皆様はご存知でしょうか？
今回のコラムでは、債務整理の手続きを依頼すると業者からの請求や督促といった取り立て行為がストップする理由について借金問題に詳しい司法書士がわかりやすく解説いたします。
業者からの取り立てが止まる「受任通知」とは？
債務整理の依頼を受けた弁護士や司法書士は相手の貸金業者に対して、債務整理の手続きの依頼を受けたという「受任通知」を送ります。この受任通知を受け取った相手の業者は、それ以降は本人に直接請求ができず、窓口となった弁護士や司法書士を通して連絡を行わなければならなくなります。
この規則を破ると貸金業法違反となってしまい、２年以下の懲役または３００万円以下の罰金といった重い罰則規定があります。もし、相手の業者が貸金業法を守らないで直接本人に請求をしてきた場合は、すぐ弁護士や司法書士に相談してください。弁護士や司法書士が適切に対応して本人の取り立て行為を止めてくれます。
受任通知の送付後も業者からの取り立てが止まらないケース
弁護士に依頼してから相手の業者に受任通知が届くまでは、郵便などを使う関係でタイムラグが発生することがあります。例えば、弁護士や司法書士に依頼した直後に業者からの督促の電話がかかってくる可能性がないわけではありません。
受任通知が相手の業者に届けば自然と取り立てはなくなりますが、もし入れ違いで業者から督促の電話があった場合は、債務整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼したことを伝えることをお勧めいたします。
弁護士や司法書士は、依頼人から聞いた情報を元にして債権者のリストを作り、各債権者に対して受任通知を送付します。もし、リストに記載されていない債権者がいる場合は、受任通知が送付されませんので、その債権者からは督促が来てしまいます。こういった場合はすぐに弁護士や司法書士に連絡して、債権者を追加してもらいましょう。弁護士や司法書士から改めて受任通知が届けば、業者からの督促は来なくなります。
債務整理はお早めに相談することをお勧めします。
ここまで解説してきたように、債務整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼をすれば、業者からの督促や取り立てはピタリと止まります。弁護士や司法書士が相手の業者に対して受任通知を発送するだけなので、ご自身がすることは特にありません。
煩わしい督促や取り立てに精神的なストレスを感じている方は、ご自身の借金問題を速やかに解決するためにも、できるだけ早く弁護士や司法書士などの専門家にご相談ください。
借金に関するお悩みは、家族にすら話しにくく、ご自身一人で抱え込んでおられる方もいるかと思います。当事務所は、そんなお悩みを抱えている方の借金問題を最適な方法で解決し、人生を再出発できるようしっかりとサポートいたします。
それでは、今回の記事の「債務整理で業者からの請求や督促が止まる？取り立てが止まる理由とは？」というテーマについての解説は以上となります。
また、このサイト「借金解決ガイド」は、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています、また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるか「借金減額無料診断」も受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
わたしが執筆している「借金解決ガイド」が、借金でお悩みの方の借金問題の解決への助けになることを心から願っています。
それでは、司法書士の久我山左近でした。
