借金が減らない!毎月返済しているのに元金が減らない理由と対処法

借金解決ガイド

こんにちは、「借金解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

「毎月きちんと返済しているのに、借金が全然減らない……」
「何年も返済しているのに、まだこんなに残っているの?」

消費者金融やカードローン、リボ払いを利用していると、このように感じることがあります。

毎月返済しているのに借金が思ったように減らない大きな理由は、返済したお金のすべてが元金の返済に使われるわけではないからです。返済額の中からまず利息が支払われ、残った金額が元金の返済に充てられます。そのため、金利が高く毎月の返済額が少ないほど、借金はなかなか減りません。

この記事では、借金が減らない仕組みから、リボ払い・複数社からの借入れで注意したいポイント、繰上返済やおまとめローン、債務整理まで司法書士の久我山左近がわかりやすく解説します。

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目次

毎月いくら元金が減っているのかを見ることが非常に重要です。

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借金がなかなか減らない人にまず確認してほしいのが、「毎月いくら返済しているか」ではなく「毎月いくら元金が減っているか」です。

たとえば毎月2万円を返済しているからといって、借金が毎月2万円ずつ減っているわけではありません。
返済額は大きく、利息+元金の返済に分けられます。
仮に2万円返済して、そのうち1万5,000円が利息なら、借金そのものは5,000円程度しか減りません。

これが「こんなに返済しているのに、なぜ借金が減らないの?」と感じる大きな原因です。
特に消費者金融、カードローン、リボ払いなど比較的金利の高い借入れでは、この問題が起こりやすくなります。

借金の利息はどうやって決まる?

借金の利息は、基本的には次のような考え方で計算されます。

借入残高×金利÷365日×利用日数

たとえば100万円を年18%で借りている場合、単純に1年間100万円を借り続けたとすると、利息は約18万円です。
1か月分を単純計算すると、100万円×18%÷12=約1万5,000円 となります。
つまり、残高100万円の状態で月2万円を返済したとしても、当初は約1万5,000円が利息相当となり、元金に充てられるのは約5,000円というイメージです。

もちろん実際の利息は日数や返済方式などによって変わりますが、「返済額のかなりの部分が利息になってしまう場合がある」という点が重要です。

借金100万円を年18%で借りた場合を比較

では、借金100万円、年18%として、毎月の返済額によってどれくらい違うのでしょうか。
初回付近の1か月分の利息を約1万5,000円として単純化すると、次のようになります。

毎月の返済額利息の目安元金に回る金額の目安
2万円約1万5,000円約5,000円
3万円約1万5,000円約1万5,000円
5万円約1万5,000円約3万5,000円

同じ100万円の借金でも、月2万円返済する場合と月5万円返済する場合では、元金が減るスピードが大きく違います。もちろん元金が減れば、それに伴って翌月以降の利息も少しずつ減っていきます。
そのため、可能な範囲で元金を早く減らすことが、最終的に支払う利息を減らすことにもつながります。

リボ払いはなぜ借金が減りにくいの?

特に注意したいのがクレジットカードのリボ払いです。
リボ払いは利用金額が増えても毎月の支払額をある程度一定にできるため、一見すると便利です。
しかし、その便利さが借金を長期化させる原因になることがあります。

たとえば毎月1万円返済していても、その間にカードで新しく1万円、2万円と買い物をしていれば、残高はなかなか減りません。さらに手数料も発生します。その結果、「毎月ちゃんとカード会社に支払っているのに、利用残高がほとんど変わらない」という状態になってしまうことがあります。

リボ払いを利用している場合は、毎月の支払額だけを見るのではなく、利用明細などで現在の残高・手数料・元金充当額を確認することが重要です。

複数社から借りているとさらに減りにくくなる

借金が2社、3社、4社と増えている場合も注意が必要です。

たとえば、

A社 50万円
B社 30万円
C社 20万円

というように合計100万円を借りているケースを考えてみましょう。

毎月それぞれの会社に返済しなければならないため、「毎月かなりのお金を返済している」という感覚になります。
ところが各社への返済にはそれぞれ利息が含まれています。
そのため、合計では何万円も返済しているのに、元金全体を見るとなかなか減っていないということがあります。
さらに返済日が複数あると家計管理も複雑になります。

給料日前に返済資金が足りなくなり、別のカードローンから借りて返済するようになると危険です。
いわゆる自転車操業の状態に近づいてしまいます。

借金を減らすなら繰上返済を検討する

家計に余裕がある場合、まず検討したいのが繰上返済です。

たとえば通常の返済とは別にボーナスなどから10万円を追加返済すれば、その分だけ元金を大きく減らせる可能性が
あります。元金が減れば、その後発生する利息も減ります。
そのため、元金が減る→利息が減る→さらに元金を減らしやすくなるという好循環を作ることができます。

ただし、生活費まで返済に回すのはおすすめできません。
無理な繰上返済をして、その後生活費が足りなくなり、再び借金をするのでは本末転倒です。

あくまで生活に必要なお金を確保したうえで、余裕資金から返済することが大切です。

おまとめローンで借金を一本化する方法も

複数の消費者金融やカードローンから借りている場合は、おまとめローンを検討する方法もあります。

複数の借金を一本化することで、返済日をまとめられるほか、現在より金利が下がれば利息負担を軽減できる可能性があります。
ただし、「おまとめローンを利用すれば必ず借金が減る」わけではありません。
毎月の返済額を下げすぎて返済期間が長くなれば、結果として利息を長期間支払うことになる可能性があります。

おまとめローンを検討するときは金利だけでなく、毎月の返済額・返済期間・最終的な返済総額まで比較することが重要です。

返済しても借金が減らないなら債務整理も選択肢

繰上返済をする余裕がなく、おまとめローンの利用も難しい場合には、借金そのものの解決方法を考える必要があります。その一つが債務整理です。代表的な方法には、任意整理、個人再生、自己破産があります。

任意整理では、債権者との交渉によって今後発生する利息などの負担を軽減し、元金を分割して返済していく方法が
一般的です。たとえば毎月5万円返済しているのに、そのうち相当額が利息になっている人の場合、利息負担を軽減できれば、毎月の返済を元金の減少につなげやすくなります。
ただし、任意整理をしても元金自体が当然に減額されるわけではありません。

一方、借金額が大きく任意整理でも返済が難しい場合には、借金を一定程度減額して原則3~5年で返済する個人再生や、一定の要件を満たして免責が認められれば借金の支払義務が免除される自己破産を検討する場合があります。

どの方法が適しているかは、借金額だけでなく収入、財産、住宅ローンの有無、家族構成などによって変わります。

「返済額」ではなく「元金がいくら減ったか」を確認しよう

借金がなかなか減らないときに最も大切なのは、「今月も2万円返済したから大丈夫」と考えるのではなく、
「2万円返済して、元金はいくら減ったのか?」を確認することです。

借入残高が100万円で年18%なら、単純計算では1か月あたり約1万5,000円もの利息が発生することがあります。
この状態で毎月の返済額が2万円程度なら、元金はなかなか減りません。

まずは各社の明細を確認して、借入残高・金利・毎月の返済額・利息(手数料)・元金に充てられている金額を把握してみましょう。そして、余裕があれば繰上返済をする。複数社から借りているならおまとめローンを検討する。
それでも完済の見通しが立たない場合には、債務整理について専門家へ相談する。

「毎月返済できているか」だけではなく、このペースで本当に完済できるのかまで考えることが、借金問題を解決する第一歩です。

という大きな違いが生まれます。

借金300万円を抱えている場合に重要なのは、単に「毎月返済しているから大丈夫」と考えないことです。
「毎月いくら元金が減っているのか」「このままなら何年後に完済できるのか」まで確認することが重要です。

それでは、今回の記事の「借金が減らない!毎月返済しているのに元金が減らない理由と対処法」というテーマについての解説は以上となります。
このサイト「借金解決ガイド」は、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるか「借金減額無料診断」も受け付けていますので、
ぜひお気軽にご相談ください。

カワウソ竹千代

借金の返済でお困りの方は、ぜひ当事務所へお気軽にご相談ください!

久我山左近

それでは、久我山左近でした。

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