こんにちは、「借金解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
「恋人に借金があることを言えない……」
「結婚することになったけれど、借金のことは黙っていても大丈夫?」
「借金があると知られたら、結婚を断られるのでは?」
借金を抱えている人にとって、恋人にその事実を打ち明けるのは簡単なことではありません。
特に結婚を考えている相手なら、「嫌われたらどうしよう」「結婚の話がなくなったらどうしよう」と不安になり、
なかなか言い出せないこともあるでしょう。
しかし、結婚すると家計や将来設計を二人で考えることになります。
そのため、結婚を具体的に考えているのであれば、借金については結婚前に話しておくことをおすすめします。
この記事では、恋人に借金を伝えるべき理由や結婚後への影響、打ち明ける前に確認しておきたいこと、借金の返済が難しい場合の対処法について司法書士の久我山左近が詳しく解説します。
お友達登録するだけで借金がいくら減額できるかわかる!借金減額LINE診断!
結婚前に話して、二人で今後の家計を考えられる状態にしておきましょう


恋人に借金があることを言うべき?
恋人同士の段階で、自分の財産や借金をすべて相手に報告しなければならないわけではありません。
しかし、結婚を具体的に考えているのであれば話は別です。
結婚後は、家賃や住宅ローン、生活費、子どもの教育費、老後資金など、二人でお金について考える機会が増えていきます。
たとえば300万円の借金があり、毎月7万円を返済しているとしましょう。
結婚後も返済を続けるのであれば、年間84万円が家計から返済に回ることになります。
法律上は本人の借金であっても、現実の結婚生活には大きな影響があります。
そのため、「自分名義の借金だから恋人には関係ない」とは考えないほうがよいでしょう。
結婚したら自分の借金を配偶者も返済するの?
「結婚すると自分の借金まで相手に背負わせてしまうのでは?」と心配する人もいるでしょう。
原則として、結婚したというだけで、一方の借金について配偶者に返済義務が発生するわけではありません。
たとえば結婚前にカードローンやクレジットカードのキャッシングで作った300万円の借金があったとしても、結婚によって自動的に配偶者がその300万円を返済する義務を負うわけではありません。
ただし、配偶者が保証人や連帯保証人になった場合などは別です。また、夫婦の日常生活に必要な取引から生じた債務については、民法上の日常家事債務の問題が生じる場合があります。
つまり、「結婚したら借金も夫婦で半分ずつ」というわけではないのです。
借金が結婚生活に与える5つの影響
返済義務が配偶者に移らなくても、借金は結婚生活にさまざまな影響を与える可能性があります。
①毎月自由に使えるお金が少なくなる
最も分かりやすいのが家計への影響です。
手取り25万円から毎月7万円を返済しているなら、実際に生活に使えるお金は大きく減ります。
結婚すると家賃、食費、光熱費などに加え、将来のための貯蓄も必要になります。
借金返済額が大きければ、新婚旅行や車の購入などを我慢しなければならないケースもあるでしょう。
②住宅購入に影響する可能性がある
結婚後にマイホームを購入したい夫婦も多いでしょう。
カードローンなどの借入れが残っている場合、その残高や返済状況などが住宅ローンの審査に影響する可能性があります。また、借金を長期間延滞したり債務整理をしたりして信用情報に影響が出ていれば、本人名義で住宅ローンを組むことが難しくなる場合があります。
③クレジットカードを利用できなくなることがある
すでに借金を延滞している場合や、任意整理・個人再生・自己破産などを行った場合には、信用情報との関係から新しいクレジットカードの作成や利用が難しくなることがあります。
結婚後に「クレジットカードを作ろう」となったときに、そこで初めて借金問題が相手に知られてしまうことも考えられます。
④貯金や子育てにも影響する
結婚後には出産、育児、教育、住宅購入など大きなお金が必要になる場面があります。
毎月多額の返済が続いていると、将来のための貯蓄が思うようにできない可能性があります。
借金がある場合は、単に現在返済できているかだけでなく、結婚後のライフプランと両立できるかまで考える必要があります。
⑤結婚後に発覚すると信頼関係の問題になる
実は一番大きいのが、この問題かもしれません。
結婚後に借金が発覚すると、「300万円も借金があったの?」という金額の問題だけでなく、「結婚する前から知っていたのに、どうして黙っていたの?」という問題まで生じます。
借金そのものより、「隠されていたこと」にショックを受ける人もいるでしょう。
恋人に話す前に借金の状況を整理しよう
いきなり恋人に「実は借金がある」とだけ伝えるのはおすすめできません。
まずは自分自身が借金の状況を正確に把握しましょう。
最低限確認しておきたいのは、次のような内容です。
- 借金の総額
- 借入先と借入件数
- 毎月の返済額
- 金利
- 借金をした理由
- 延滞の有無
- 現在の収入と支出
- 完済までの予定
- 今後、新たな借入れをしなくても生活できるか
たとえば、「借金が300万円あります」だけでは、相手も不安になるでしょう。
しかし、「現在の残高は300万円で毎月8万円返済している。新しく借入れはしておらず、この計画なら○年程度で完済できる見込み」というところまで説明できれば、話の内容はかなり具体的になります。
借金をした理由も正直に説明する
借金の金額と同じくらい重要なのが、なぜ借金をしたのかです。
病気や失業、収入減少、事業上の事情など、さまざまな理由があります。
一方で、ギャンブル、浪費、リボ払いの使い過ぎなどが原因になっていることもあるでしょう。
原因をごまかしてしまうと、後から事実が分かったときに再び信頼関係の問題になりかねません。
そして大切なのは、原因を説明するだけでなく、「同じ理由で借金を繰り返さないために何をしているのか」まで伝えることです。
恋人に借金を打ち明けるタイミングは?
借金の話をするのに「絶対にこのタイミング」という決まりはありません。
ただ、結婚の話が具体的になってきたのであれば、入籍直前まで隠しておくのではなく、結婚後のお金について話し合う段階で伝えるのがよいでしょう。
たとえば、「結婚後の家計について話したいんだけど、その前に伝えておきたいことがある」という形で切り出せば、
今後の生活設計とセットで話すことができます。
できれば相手が忙しいときや、外出直前などは避け、落ち着いて話せる時間を確保しましょう。
そして、相手から質問されたことにはできるだけ正確に答えることが大切です。
結婚までに借金を完済できない場合はどうする?
「結婚するまでに借金を全部返さなければ」と焦る人もいるでしょう。
もちろん完済できるのであれば理想的ですが、無理な返済をする必要はありません。
特に、「借金を返すために別の会社から借りる」という状態になっているなら注意が必要です。
A社への返済のためにB社から借り、B社への返済のためにC社から借りるようになると、多重債務に陥る危険性があります。
毎月返済しても元金がほとんど減らない、生活費をカードローンで補っている、すでに延滞が始まっているという場合には、返済方法そのものを見直したほうがよいでしょう。
返済が難しいなら債務整理も選択肢
自力で完済することが難しい場合には、債務整理によって借金問題を解決する方法があります。
代表的なのが、任意整理・個人再生・自己破産です。
任意整理では、債権者と交渉して将来利息などをカットし、無理のない返済計画を立て直せる可能性があります。
個人再生では、裁判所の手続を利用して借金を大幅に減額し、原則として減額された借金を一定期間で返済します。
そして、収入や財産の状況から返済そのものが困難であれば、自己破産によって借金の支払義務について免責を受ける方法もあります。
どの方法が適しているかは、借金額だけでは決まりません。収入、財産、借金の原因、住宅ローンの有無などによって変わります。
「結婚するから何としてでも自力で返済しなければ」と無理を続けるより、結婚後の生活を立て直すという視点から借金問題を解決することも大切です。
まとめ|結婚を考えているなら借金について二人で話し合おう
恋人に借金があることを打ち明けるのは勇気がいることです。
しかし、結婚すると生活費、貯蓄、住宅購入、子育てなど、お金について二人で考えなければならない場面が増えていきます。結婚しただけで一方の借金について相手が返済義務を負うわけではありませんが、借金の返済が結婚後の家計に影響することは十分に考えられます。
そのため結婚を具体的に考えているのであれば、「借金があるかどうか」だけでなく、「いくらあるのか」「なぜ借りたのか」「今後どうやって解決するのか」まで話し合うことが重要です。
そして、すでに自力での返済が難しくなっている場合には、問題を先送りするほど状況が悪化する可能性があります。
結婚を新しい生活のスタートにしたいのであれば、結婚前に現在の借金を正確に把握し、必要に応じて専門家へ相談しながら解決方法を検討してみましょう。
それでは、今回の記事の「恋人に借金があることを言うべき?結婚前に考えておきたい借金問題」というテーマについての解説は以上となります。
このサイト「借金解決ガイド」は、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるか「借金減額無料診断」も受け付けていますので、
ぜひお気軽にご相談ください。
カワウソ竹千代借金の返済でお困りの方は、ぜひ当事務所へお気軽にご相談ください!



それでは、久我山左近でした。












