借金が返せないときはどうする?今すぐできる解決方法を解説!

こんにちは、「借金解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

「毎月の借金返済が苦しい……」「今月の支払日までにお金を用意できない」「別のカードローンから借りて返済している」このような状況になっていませんか?

借金が返せなくなると、「とにかく今月の返済だけでも何とかしなければ」と考えてしまいがちです。
しかし、返済のために新たな借金をすると、一時的に支払いを乗り切れても借金そのものは増えてしまいます。

借金問題で大切なのは、「今月をどう乗り切るか」だけではなく、「借金そのものをどう解決するか」を考えることです。
借金には、任意整理・個人再生・自己破産などの法的な解決方法もあります。

今回の記事では借金が返せなくなったときに今すぐやるべきこと、やってはいけないこと、借金を根本的に解決する方法について司法書士の久我山左近が詳しく解説します。

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目次

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借金が返せないときに最初にやるべきこと

借金が返せないと思ったら、まず現在の状況を整理しましょう。

重要なのは次の3点です。

1 借金総額を確認する

・どこから借りているのか
・それぞれいくら残っているのか
・金利は何%なのか
・毎月いくら返済しているのか

を確認します。

複数の消費者金融やカードローン、クレジットカードのリボ払いを利用していると、本人でも借金総額を正確に把握できていないことがあります。

たとえば、

A社 80万円
B社 50万円
C社 40万円
リボ払い 60万円

であれば、借金総額は230万円です。

「毎月何とか払えているから大丈夫」と考えるのではなく、まず借金全体を見ることが重要です。

2 毎月いくら返済できるのか計算する

次に家計を確認します。

たとえば、

手取り月収 30万円
生活費 25万円
返済可能額 5万円

という状況で、毎月の借金返済額が8万円なら、すでに家計としては毎月3万円不足しています。

この不足分をカードローンなどで補ってしまうと、いわゆる「自転車操業」になってしまいます。

借金問題では、「毎月の返済額 > 無理なく返済できる金額」 となっていないかを確認することが非常に重要です。

3 完済までの見通しを確認する

もう一つ重要なのが、「このまま返済を続けたらいつ完済できるのか」です。

借金には利息が発生するため、毎月返済していても、そのすべてが元金の返済に充てられるわけではありません。
「何年も払っているのに借金がほとんど減っていない」という場合は、毎月の返済額に対して利息の負担が大きくなっている可能性があります。

返済期間や利息を含めて考えても完済の見通しが立たないのであれば、返済方法そのものを見直す必要があります。

借金が返せないときにやってはいけないこと

返済日が近づくと焦ってしまいます。

しかし、次のような方法で乗り切ろうとすると、かえって状況を悪化させる可能性があります。

借金を返すために新たな借金をする

特に注意したいのが「借金を借金で返す」ことです。

A社への3万円の返済ができないため、B社から3万円借りる。これでは借金が減ったわけではありません。
さらに利息が加わるため、借金総額が増えていく可能性があります。

最初は、

「今月だけ」と思っていても、

借りる

返済する

お金が足りなくなる

また借りる

という状態になると、自力で抜け出すことが難しくなっていきます。

クレジットカードの現金化を利用する

ショッピング枠を使ったクレジットカードの現金化などにも注意が必要です。
一時的に現金を手にできても、後日クレジットカード会社への支払いが必要になります。

根本的な借金解決にはなりません。

闇金や個人間融資を利用する

「ブラックでも融資可能」「審査なし」「誰でも貸します」といった広告を見て、安易に利用してはいけません。

違法な高金利や厳しい取り立てなど、さらに深刻なトラブルに巻き込まれる可能性があります。

督促を無視し続ける

返済できないからといって、債権者からの連絡をすべて無視することもおすすめできません。
滞納が長期化すると、督促だけでなく、裁判や支払督促などの法的手続に進み、最終的に給与や預貯金などを差し押さえられる可能性があります。

特に裁判所から書類が届いた場合は、放置せず早めに専門家へ相談しましょう。

借金が返せないときの4つの解決方法

借金を自力で返済することが難しい場合には「債務整理」という方法があります。

代表的な方法として、任意整理・個人再生・自己破産があります。また、裁判所を利用する「特定調停」という方法もあります。

それぞれ特徴が異なるため、自分の収入、借金額、財産などに合わせて選ぶ必要があります。

方法① 任意整理

任意整理とは、債権者と交渉して今後の返済方法を見直す手続です。

一般的には、将来利息のカットなどを交渉したうえで、残った元金を3~5年程度で分割返済していくことを目指します。

たとえば、

借金200万円 
毎月の返済が苦しい 
しかし安定した収入はある

という場合、利息負担を軽減して毎月の返済額を現実的な金額にできれば、自己破産せずに完済できる可能性があります。
ただし、任意整理をしても元金が大幅に減るとは限りません。

そのため、借金額に対して収入が少なく、3~5年程度で元金を返済すること自体が難しい場合には、別の方法を検討する必要があります。

方法② 個人再生

個人再生は、裁判所を利用して借金を大幅に減額し、原則として3年間、事情によっては5年間で返済していく手続です。

たとえば借金が500万円ある場合、一定の条件では最低弁済額が100万円となるケースがあります。

ただし、実際の返済額は保有財産の価値などによって変わるため、「必ず5分の1になる」というわけではありません。

個人再生の大きな特徴は、一定の条件を満たせば「住宅ローン特則」を利用して、自宅を残しながら住宅ローン以外の借金を整理できる可能性があることです。

「借金は大幅に減らしたい。しかし住宅は残したい」という人にとって、有力な選択肢になることがあります。

方法③ 自己破産

収入や財産の状況から考えて、借金を返済することができない場合には自己破産を検討します。

自己破産では、裁判所から免責許可を受けることで、原則として借金の支払義務を免除してもらうことができます。
「自己破産するとすべての財産を失う」と思っている人もいますが、必ずしもそうではありません。
一定の範囲の財産は手元に残せる場合があります。一方で、税金など免責されない債務もあります。また、一定以上の財産がある場合などには、その財産が処分の対象となることがあります。

そのため、自己破産を検討するときは、借金だけでなく財産や収入の状況も含めて判断することが大切です。

方法④ 特定調停

特定調停は、簡易裁判所を利用して債権者との返済条件を調整する方法です。

費用を比較的抑えながら手続きを進められるメリットがあります。一方、自分で裁判所への申立てなどを行う必要があるため、手続の負担を考慮する必要があります。

どの方法を選べばいい?

借金の解決方法は、単純に借金額だけで決めるものではありません。

重要なのは、

・借金総額
・債権者数
・毎月の収入
・毎月の生活費
・返済可能額
・住宅や自動車などの財産
・住宅ローンの有無

などです。

一つの目安として、

利息を減らせば返済できる → 任意整理
借金を大幅に減らせば返済できる → 個人再生
返済自体が困難 → 自己破産

という考え方があります。

ただし、実際には個別の事情によって適切な方法は変わります。

「まだ払えているから大丈夫」とは限らない

借金問題で特に注意したいのが、「まだ滞納していないから大丈夫」と考えてしまうことです。

毎月返済できていても、

・返済すると生活費が足りない
・カードで生活費を払っている
・借金返済のために借金している
・リボ払いの残高が増え続けている
・ボーナスがないと返済できない
・何年払っても借金が減らない

という状況なら、すでに返済計画を見直した方がよい可能性があります。

借金問題は、完全に返済できなくなってからでなければ相談できないわけではありません。
むしろ、給与や預貯金が差し押さえられるような状況になる前に対策を考えることが重要です。

借金が返せないときは早めの相談が重要

借金が返せないと、

「もう少し頑張れば何とかなる」
「来月のボーナスで返そう」
「別の会社から借りれば今月は乗り切れる」

と考えてしまうことがあります。

しかし、借金返済のために借金を繰り返していると、借金総額がさらに膨らむ可能性があります。

まず、

借金総額を把握する

毎月返済できる金額を計算する

完済までの見通しを確認する

難しければ債務整理を検討する

という順番で考えてみましょう。

まとめ|借金が返せないなら「借りて返す」のをやめよう

借金が返せなくなったときに最も避けたいのは、借金を返すために新しい借金をすることです。

一時的には返済できても、借金そのものが解決したわけではありません。

返済が難しくなった場合には、

・任意整理
・個人再生
・自己破産
・特定調停

など、借金を整理するための方法があります。

「毎月返しているのに借金が減らない」
「返済すると生活費がなくなる」
「すでに借金を借金で返している」

という人は、一度立ち止まって返済計画を見直すタイミングです。

借金問題は、状況が悪化するほど選択肢が狭くなることがあります。

「返せなくなってから」ではなく、「このままでは返せない」と感じた段階で、司法書士や弁護士などの専門家に相談することが借金解決への第一歩です。

それでは、今回の記事の「借金が返せないときはどうする?今すぐできる解決方法を解説!」というテーマについての解説は以上となります。

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カワウソ竹千代

借金の返済でお困りの方は、ぜひ当事務所まで、お気軽にご相談ください!

久我山左近

それでは、司法書士の久我山左近でした!

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