手取り15万で借金100万円。毎月いくら返済すれば完済できる?

借金解決ガイド

こんにちは、「借金解決ガイド」のブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

「手取りが15万円しかないのに、借金が100万円まで増えてしまった……」
「毎月2万円くらい返しているけれど、本当に完済できるの?」
「月3万円、4万円と返済額を増やしたほうがいい?」

借金が100万円になると、「頑張れば返せそう」と感じる一方で、毎月の収入が15万円程度の場合には決して軽い金額ではありません。特にカードローンや消費者金融から借りている場合、毎月きちんと返済していても利息が発生するため、思っている以上に元金が減らないことがあります。

そこで今回は、手取り15万円で借金100万円ある場合、毎月いくら返済すれば完済できるのかを具体的な数字を使って司法書士の久我山左近が解説します。

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目次

手取り15万円で借金100万円は返済できるのか解説します。

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結論からいうと、手取り15万円でも借金100万円を完済できる可能性は十分にあります。ただし重要なのは、「毎月いくらなら無理なく返済を続けられるのか」という点です。

たとえば手取り15万円から毎月5万円を返済すれば、当然ながら月2万円しか返済しない場合より早く借金は減ります。しかし、残った10万円から家賃、食費、水道光熱費、通信費、交通費などをすべて支払わなければなりません。

返済を優先するあまり生活費が足りなくなり、再びカードローンから借りてしまっては意味がありません。

借金返済では「最大でいくら返せるか」ではなく、生活を維持しながら毎月確実に返せる金額を考える必要があります。

借金100万円を毎月2万円返済するとどうなる?

まず毎月2万円を返済するケースを考えてみましょう。

単純に利息を考えなければ、100万円÷2万円=50か月 ですから、4年2か月で完済できます。
しかし、実際のカードローンなどには利息があります。

仮に借金100万円、金利年15%で、追加の借入れをせず毎月2万円ずつ返済するとすると、完済までには概算で6年半程度かかります。利息の負担も大きくなります。

「毎月2万円も払っているから大丈夫」と考えていても、金利が高ければ最初のうちは返済額のかなりの部分が利息に充てられます。そのため、なかなか元金が減らないのです。

月3万円なら完済まで約3年半

それでは毎月の返済額を3万円に増やしたらどうでしょうか。

同じく借金100万円、年利15%として計算すると、追加借入れがなければ3年半~4年程度が一つの目安になります。
月2万円の場合と比べると、返済期間を大幅に短縮できます。

さらに、返済期間が短くなることで支払う利息の総額も減少します。
手取り15万円の場合、15万円-3万円=12万円 が毎月の生活費として残ります。

実家暮らしなのか、一人暮らしなのか、家賃はいくらなのかによって状況は異なりますが、月3万円前後は一つの返済目標として検討しやすい金額でしょう。

月4万円・5万円返済できればさらに早い

生活費に余裕があり、毎月4万円を返済できる場合には、年利15%なら完済までの期間はおおむね2年半程度まで短縮できます。毎月5万円なら、おおむね2年程度が目安になります。

返済額を増やすほど完済は早くなり、利息負担も少なくなります。

目安をまとめると、次のようになります。

毎月の返済額完済までの目安利息総額の目安
2万円約6年半約58万円
2万5,000円約4年半約39万円
3万円約3年半約30万円
4万円約2年半約21万円
5万円約2年約16万円

※借金100万円・年利15%・追加借入れなしで一定額を毎月返済する場合の概算です。実際の返済額・返済期間・利息は契約内容や返済方式などによって異なります。

こうして比較すると、毎月の返済額を1万円増やすだけでも、返済期間や利息総額にかなり大きな差が出ることが分かります。

手取り15万円なら月3万円程度を一つの目安に

では、手取り15万円なら毎月いくら返済するのがよいのでしょうか。

一律に「○万円が正解」と決めることはできませんが、月3万円程度を一つの目安として家計を確認してみる方法があります。

たとえば、

手取り 15万円
家賃 5万円
食費 3万円
水道光熱費 1万円
通信費 8,000円
交通費 1万円
その他生活費 1万2,000円

とすると、生活費は合計12万円です。

残った3万円を借金返済に充てる計算になります。

ただし、この状態では急な医療費や家電の故障、冠婚葬祭などの臨時出費に対応できません。
そのため、ボーナスなどがある場合には一部を予備費として確保するなど、再び借金しなくても生活できる家計を作ることも重要です。

「早く返したいから月5万円」には注意

借金100万円という数字を見ると、「とにかく節約して月5万円返そう!」と思うかもしれません。

もちろん生活に余裕があるなら、返済額を増やすこと自体は有効です。しかし、手取り15万円から5万円を返済すると残りは10万円です。一人暮らしで家賃が6万円なら、残り4万円で食費・光熱費・通信費などを支払わなければなりません。
これでは急な出費が発生したときに、「今月だけカードを使おう」「給料日までカードローンから1万円借りよう」となりやすくなります。返済しては借りる状態を繰り返していると、いつまで経っても借金は減りません。

無理な返済計画よりも、追加借入れをせず継続できる返済計画のほうが重要です。

借金100万円でも金利によって状況は違う

同じ100万円の借金でも、金利によって返済の難しさは大きく変わります。

たとえば銀行などの低金利ローンと、年15%前後のカードローンでは、支払う利息が違います。

また、

・1社から100万円借りている
・3社から合計100万円借りている
・クレジットカードのリボ払いが含まれている
・カードローンを返しては再び借りている

といったケースでも状況は変わります。

特に複数社から借りている場合には、毎月の返済日が何度もやってくるため、家計管理が難しくなる傾向があります。

まずは「借金100万円」という総額だけを見るのではなく、借入先・残高・金利・毎月の最低返済額を一覧にしてみることが大切です。

月3万円を返済できないなら家計の見直しを

手取り15万円で、どう計算しても月2~3万円を返済する余裕がない場合には、一度家計を整理してみましょう。

特に確認したいのは、

・家賃
・スマートフォン料金
・保険料
・サブスクリプション
・外食費
・娯楽費
・クレジットカードの利用額

などです。

月5,000円でも1万円でも固定費を削減できれば、その分を返済に回せます。

借金返済では、一度だけ5万円を繰上返済すること以上に、毎月継続して返済に回せるお金を増やすことが重要です。

返済のために借金しているなら要注意

最も注意したいのが、「A社への返済のためにB社から借りる」という状態です。

たとえば給料日前に返済日が来てお金が足りず、別のカードローンから2万円借りて返済するような状態です。

これは実質的に自分の収入だけでは返済できていないことになります。また、生活費が足りず毎月カードローンを利用している場合も同様です。こうした状態になると、借金100万円が120万円、150万円と増えてしまう可能性があります。

「延滞していないから大丈夫」と考えるのではなく、借金をせずに毎月の返済ができているかを基準に判断しましょう。

どうしても返済できない場合は債務整理も選択肢

家計を見直しても返済が難しい場合には、任意整理・個人再生・自己破産などの債務整理を検討する方法もあります。

たとえば任意整理では、債権者との交渉によって将来利息のカットなどを目指し、残った元金を一定期間で分割返済していく方法があります。
ただし、必ず希望どおりの条件になるわけではありません。また、信用情報への影響などのデメリットもあります。

「借金100万円なら自己破産したほうがいい」「100万円程度なら債務整理する必要はない」と、借金額だけで判断することもできません。手取り15万円でも家賃が3万円の人と8万円の人では、返済能力がまったく違うからです。

大切なのは、借金額と収入だけでなく、毎月の生活費を含めて返済可能性を判断することです。

まとめ|手取り15万円・借金100万円なら「無理なく返せる金額」を考えよう

手取り15万円で借金100万円の場合、まずは月3万円程度を継続して返済できるかを一つの目安として考えてみましょう。年利15%程度なら、月3万円を継続して返済することで、追加借入れがなければおおむね3年半~4年程度で完済できる計算になります。

さらに返済額を増やせれば、返済期間も利息負担も減らせます。
しかし、借金返済で一番避けたいのは、無理に返済額を増やした結果、生活費が不足して再び借金することです。

「いくら返せるか」ではなく、「いくらなら借金を増やさず毎月返し続けられるか」という視点で考えてみてください。

もし毎月2万円の返済すら難しい、返済すると生活費が足りない、別の会社から借りて返済しているという状況なら、すでに自力での返済が厳しくなっている可能性があります。

借金問題は、早い段階で対策を始めるほど選択肢を確保しやすくなります。
返済が苦しくなったら放置せず、司法書士や弁護士などの専門家に相談し、自分の収入や生活状況に合った解決方法を検討しましょう。

それでは、今回の記事の「手取り15万で借金100万円。毎月いくら返済すれば完済できるの?」というテーマについての解説は以上となります。
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ぜひお気軽にご相談ください。

カワウソ竹千代

借金の返済でお困りの方は、ぜひ当事務所へお気軽にご相談ください!

久我山左近

それでは、久我山左近でした。

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